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第9回FIBA U-19女子世界選手権大会 予選ラウンド 第1戦 vsアメリカ

2011年7月22日

 第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会が7月21日(木)より開幕しました。グループBに属する日本は、同グループのアメリカ(FIBA AMERICA1位)、アルゼンチン(FIBA AMERICA5位)、ロシア(FIBA EUROPE5位)と戦い、まずは予選ラウンド上位3チームが進む2次ラウンド進出を目指します。予選ラウンド初戦の相手は、FIBAランキング1位の強豪・アメリカ。
  
 第1ピリオド、日本のスタートは#6本川、#10渡邉、#13高田、#14内野、#15町田。開始早々、アメリカにジャンプボールからレイアップで得点を許すが、日本もすぐさま#14内野がドライブからのシュートを決め、入れ返す。さらには#6本川の3Pシュートも決まり、5-2と好スタートを切る。その後、アメリカは徹底的にインサイドを攻め、リバウンドシュートやフリースローで得点を重ねる一方、日本は速攻で加点し、残り7分7-10と粘りを見せる。だが高さを有するアメリカにリバウンドを取られ、セカンドチャンスから得点を与えてしまう。17-25、8点ビハインドで終了。

 第2ピリオド、立ち上がり、日本は#15町田の3Pシュート、#14内野のドライブからの得点で22-29の7点差とするが、その後シュートを打つも決まらず、残り6分22-36と点差が開く。たまらず日本はタイムアウトを要求し立て直しを図るも、#6本川の3Pシュートが決まるのみで単発なプレイが続く。その間、アメリカはゴール下で着実に得点を重ね、リードを伸ばす。残り1分、日本は#6本川の3Pシュート、#14内野のドライブからのバスケットカウントが連続で決まるも点差は縮まらず、31-45の14点ビハインドで前半を折り返す。

 第3ピリオド、アメリカは前半に引き続き、果敢にインサイドで攻め得点を狙うもシュートの決定率に欠け、ミスを連発する。一方、日本もなかなかシュートが決まらず、残り5分、37-57と20点差に開いたところでタイムアウトを要求。残り3分、日本は#6本川の3Pシュートやフリースロー、#5薬師寺のジャンプシュートなど外角のシュートが決まり始め、流れを掴む。その間、アメリカはターンオーバーやシュートミスを繰り返し得点に繋がらず、残り1分、51-61の10点差になったところでタイムアウト。タイムアウト後、アメリカに5点を許し、51-64と13点ビハインドで終了。

 第4ピリオド、開始直後#10渡邉の3Pシュートで10点差にすると、アメリカもすぐさま入れ返す。しかし日本は崩れることなく、#9打越の2連続得点など10点差でついていき、一進一退の攻防が続く。残り4分、アメリカはインサイドに加えてアウトサイドのシュートが決まりだし、57-73と引き離しにかかる。ここで日本はタイムアウト。その後、#7木工の3Pシュート、#9打越のシュートが決まるが、アメリカの高さとパワープレイに得点を許し、大きく引き離される。最終的に63-85で敗戦し、黒星スタートとなった。

 次は、7月22日(金) 16:30(日本時間23日5:30)より予選ラウンド第2戦、アルゼンチンと対戦します。

 本日は日本戦の後に、同じくグループBのアルゼンチンvsロシアの試合が行われ、70-51でロシアが勝利。次に日本が戦うアルゼンチンとの試合は、2次ラウンド(ベスト8決定ラウンド)進出をかけた重要な一戦になります。