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男子日本代表第4次合宿終了

2009年5月4日

4月9日に集結した男子日本代表候補もまもなく1ヶ月が経過。強化練習も第4次合宿(4月29日〜5月3日)まで進み、ホッブスヘッドコーチに現在の状況をお伺いしました。

[Q]第4次合宿の状況はいかがでしょうか?

[ホッブスHC]
選手は一生懸命やっていますが、チームとしてはまだまだやるべきことがたくさんあります。選手それぞれに事情があって全員が出席できないこともあり、今回はこれまでの復習に多くの時間を費やしました。そのため、プロセスが少し遅れており、私が思い描いているようなスピードでは進んでいません。

[Q]そのプロセスは東アジア選手権大会までに間に合う範囲内なのでしょうか?

[ホッブスHC]
選手たちは一生懸命努力し、練習についてきてくれていますので、可能だと思います。全員が練習に参加し、全員で同じページにいるという環境作りに今は集中しています。田臥や五十嵐ら別メニューで調整していた選手たちもこの第4次合宿から練習に参加し始めてますし、良い状況になってきています。

[Q]ホッブスHCが掲げる強化理論の中に「スキル・ハードワーカー・チームプレーヤー」と、選手に求める三つの条件がありました。代表候補はすでにこの三条件をクリアし選ばれたのでしょうか?それともホッブスHCが合宿を通じて教えて行くのでしょうか?

[ホッブスHC]
一生懸命プレーが出来るか(ハードワーカー)、技術として何ができるか(スキル)、チームにフィットできるか(チームプレーヤー)、選手選考はこの3つの点を重要視しました。
代表候補を選んだ時点で、各選手はすでに三条件をクリアしています。最終的な日本代表選考には、その中でベストな選手を選ばなければなりません。もちろん、最後まで残れなかった選手がスキル・ハードワーカー・チームプレーヤーのいずれかが欠けていたというわけではありません。
繰り返しになりますが、三条件を備えた選手の中からさらにベストな選手を絞り込みます。また、それに向かって選手たちはがんばっています。

5月1日には東アジア選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、予選ラウンドではチャイニーズ・タイペイ、モンゴルとの対戦が決まりました。
5月6日から第5次合宿が始まります。
目標である8月のFIBAアジア選手権大会出場権奪取で向け、さらにハードな練習が続きます。応援よろしくお願い致します。