代表候補に初選出された選手たち

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2009年5月11日

中川ヘッドコーチに初めて代表候補に選ばれた選手たちの中から鈴木あゆみ選手、櫻田佳恵選手、鈴木一実選手に代表候補に選ばれた時の心境などを伺ってみました。

■鈴木あゆみ選手（富士通レッドウェーブ）
［Q］代表候補に選ばれた時の感想は？
鈴木選手：正直、選ばれるとは思っていませんでしたので、驚きと本当に自分で良いのかなっていう気持ちが強かったです。

［Q］実際に合宿に参加し、その不安は払拭できましたか？
鈴木選手：普段は4番（PF）をやっているのですが、代表では3番（SF）と新しいポジションとなり、周りのメンバーに助けてもらって、必至に食らいついている感じです。

［Q］中川HCの印象は？
鈴木選手：昨シーズンまでは富士通のヘッドコーチとして一緒に戦っていましたので、初めての代表合宿ではありますが、多少は中川HCなのでやりやすいと感じている部分もあります。

［Q］選手の自主性を重んじる中川HCの方針はいかがでしょうか？
鈴木選手：富士通時代から変わらず、選手同士で話し合ったことをきちんと聞いてもらえますので、選手がやりやすいような環境を作ってくれると思います。

［Q］代表での中川HCが求めていることは何だと思いますか？
鈴木選手：外国のチームは身長や体格が大きくなってくるので、相手に大きな選手が出てきた時にしっかりとディフェンスすることです。3番という新しいポジションでしっかり仕事することを一番求められています。

［Q］3番へコンバートされて楽しい点は？
鈴木選手：外から3Pを打てたりと攻撃面では楽しいことは多いですね。オフェンスは楽しんでやってますが、ディフェンスは難しいです。

［Q］合宿で違うチームの選手たちと良いコミュニケーションは取れてますか？
鈴木選手：初めて顔を合わせる選手も多くて、見回したら年下の選手もいて、年下の選手には自分から積極的に話しかけましたし、先輩に対してもチームメイトを通して話したりしました。思っていたよりも皆さん気さくに話しかけてくれるので、やりやすい環境です。

■櫻田佳恵選手（トヨタ自動車アンテロープス）
［Q］代表候補に選ばれた時の感想は？
櫻田選手：率直に言うとビックリしたことが大きかったです。うれしいということよりも驚きの方が大きかったです。

［Q］中川HCの印象は？
櫻田選手：静岡・常葉学園高校出身なのですが、母校の監督と中川HCの仲が良く、オフシーズンに良く学校に教えに来てくれていました。中学の頃からお世話になっているので、その頃の印象になりますが、ちょうどシャンソン10連覇を達成した頃でスゴイ監督だなぁって思ってました。

［Q］代表での中川HCが求めていることは何だと思いますか？
櫻田選手：外からのシュートです。どうしても身長が低い分、スピードやシュート力が求められていると思います。外からのシュートを確実に決めていかないと代表に残れないと思いますので、がんばります。

［Q］代表合宿で得られる充実感は？
櫻田選手：各チームのレベルの高い選手たちが集まっているので、自分のウィークポイントが見付けられます。他の選手たちのプレイを見て、すごく勉強する部分が多いので、吸収する部分がたくさんあります。

［Q］合宿で違うチームの選手たちと良いコミュニケーションは取れてますか？
櫻田選手：初めてだったのですごく緊張してましたが、代表経験の多い先輩や後輩たちから話しかけてくれたので、すぐにうち解けられました。早くチームを作るという点でも、（コミュニケーションが早く取れたことにより）不安や緊張する部分も無く良いチームになってきていると思います。

■鈴木一実選手（トヨタ自動車アンテロープス）
［Q］代表候補に選ばれた時の感想は？
鈴木選手：驚きました。チームの代表としてプレイする責任感やしっかりやらないといけないと感じました。

［Q］中川HCの印象は？
鈴木選手：あまり選手と話さないという勝手な印象を持っていましたが、プレイのことはもちろん、「体、大丈夫か？」などを気にしてくれており、優しい監督だなと思いました。

［Q］代表での中川HCが求めていることは何だと思いますか？
鈴木選手：中川HCのバスケットは速い展開から確実に3Pなど外からのシュートを決めることだと思いますので、3Pやディフェンスを求められていると思います。

［Q］代表合宿で得られる充実感は？
鈴木選手：代表合宿では4番（PF）から初めて3番（SF）でプレイしているのですが、すごく勉強になっています。ポジションが変わってバリエーションが増えた分、楽しさもありますが、素早い選手とマッチアップすることも多く、ディフェンスやオフェンスの視野の広さなど役割が増えて大変ですが、充実しています。

［Q］合宿で違うチームの選手たちと良いコミュニケーションは取れてますか？
鈴木選手：高校時代から知っている年齢の近い選手が多かったので話しやすかったです。先輩たちも気を遣って話しかけてくれ、コミュニケーションはうまく取れています。