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第7次強化合宿開始

2009年5月23日

東アジア選手権へ向けた最終合宿となる第7次合宿は5月20日から大会直前となる6月7日まで長期日程でスタート。選手はもちろん、コーチ陣も汗だくになりながらプレーハードに練習に取り組んでいました。
5月21日にはメディア公開練習も行われ、ホッブスHCや選手たちを取り囲んで取材をしていただきました。

最終合宿へ向け、ホッブスHCにコメントをいただきました。

[Q]選手を16人に絞り、最終合宿がスタートしました。この長い期間での合宿中に東アジア選手権までにやるべきことは達成できそうでしょうか?

ホッブスHC:たくさんの挑戦が待っていますが、ベストを尽くしてやるしかないです。選手たちは一生懸命取り組んでおり、とても良いチームです。もう少し上手くならないといけない部分はありますし、大会も迫っていますので、一日一日しっかりとチームを成長させていきたいです。
[Q]これまでの合宿を踏まえ、選手たちの成長した点を教えてください。

ホッブスHC:ディフェンス面ではプレッシャーをかけることができるようになってきました。オフェンス面でも成長が見られ、いろんなチームから集まった選手たちがお互いの特徴を分かってきています。ただもっとフィジカル強くプレーしなければいけないと思っています。(世界と比べて)身長は低いですが、激しく、体をぶつけてプレーしていくことを教えています。
[Q]これまでディフェンスを中心に強化されてきましたが、その手応えはいかがでしょうか?

ホッブスHC:もちろん、もっともっと成長しないといけません。ディフェンス面でもフィジカルの強さが要求されますし、ボールに対するプレッシャーはもっとかけていかないといけません。最高のチームを作るためには、常に満足することなく、日々成長していきます。
[Q]「強く戦う姿勢の強化」をホッブスHCは挙げていましたが、現在バスケットをがんばっている子供たちにもすぐに生かされるのでしょうか?

ホッブスHC:もちろん!常に一生懸命に努力することが大事です。そして、チームメイトを信頼し、尊重し合いながら、バスケットをしっかり勉強し、コーチの言うことをよく聞いて、出来る限りの精一杯な努力を忘れずに練習や試合に励んでください。
[Q]練習の最後にはビッグマンたちを集めて熱心に指導されていますが、世界に比べて身長が低い日本のビッグマンたちに期待していることは?

ホッブスHC:(身長が低いことは)分かってます。彼らに求めるポジションはJBLでは外国人が仕事をしているエリアであり、ゴールを背にして戦う選手ではありません。ジャンプシュートだけでゲームに勝てるわけでは無いので、ゴール下での戦いでも勝たねばいけません。身長も低いし、強さもないかもしれませんが、クイックネスやフットワークを使って、ゴール下のエリアでも戦えるように望んでいますし、そのための技術指導を行っています。
[Q]そういう意味でも「強く戦う姿勢」が大事になってくるのですね。

ホッブスHC:そうですね。まだまだ成長しなければいけませんので、毎日毎日繰り返し練習をしています。回数を重ねる以外に成長はありません。自信を持ってプレーができるようになり、それがゲームで使えるようになれば良いと思っています。
[Q]ちなみにコーチの現役時代のポジションは?

シューティングガードでした。長年コーチとして選手を教えてきているので、どんなポジションでも対応できますよ。

第7次合宿中にはフィリピンのクラブチームを招き、実践的な練習試合も予定されています。残念ながら非公開となりますが、東アジア選手権のチケットが5月26日(火)10時より追加販売を行いますので、ぜひ愛知・小牧パークアリーナへお越しいただき、男子日本代表への応援をよろしくお願いします。