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ハヤブサジャパン 平成24年度男子日本代表チーム 始動

2012年6月3日

 2014・2018年世界選手権および2016・2020年オリンピック出場を目指す、ハヤブサジャパン 平成24年度バスケットボール男子日本代表チームが、6月1日(金)より強化活動を開始しました。
 鈴木貴美一ヘッドコーチのもと、初顔合わせとなった日本代表メンバーたち。合宿を始める前に行われたミーティングでは鈴木ヘッドコーチより、「日本代表は絶対に規律正しくしなければいけない。当たり前のことを当たり前にできる人ではないと日本代表のユニフォームを着る選手としての資格はない」という話があり、日の丸を背負う選手としての誇りを再認識させ、強化合宿がスタートしました。

 第1回目となる練習では、「アジアでは通用しない」「国際ゲームを意識して」と、鈴木ヘッドコーチの声が飛び交うなか、細かなファンダメンタルを中心に練習を実施。そのことに関して、「国内リーグでやっているバスケットでは通用しないことは分かっています。フルコートの展開や、日本人の良いところを引き出すようなバスケットをやらなければいけません。また、練習の中でいつでも外国人とコンタクトするという考えのもとでドリルを行っていかなければなりません。練習中でのスクリーンのかけ方もやはり甘いです」と話し、現在の世界のバスケットを踏まえた上での強化を進めています。

 キャプテンに任命された桜井良太選手(レバンガ北海道)は、今年度の日本代表活動に向けて、「日本でFIBA ASIAカップ(9/14~22@大田区総合体育館)が開催されます。これだけメンバーが大きく変わった日本代表がどういうチームになるかと、ファンの皆さんも興味を持ってもらえていると思います。そこで恥ずかしくないようなプレイをしっかりし、ディフェンスを主体としたバスケットをしたいと思っていますので、自分から率先してできるようにやっていきます」と抱負を語りました。

 また、昨シーズン、ドイツリーグでプレイした石崎 巧選手(BV Chemnitz 99)は、「これから次の世界選手権やオリンピックへ向けて、まずはお互いに選手個人個人の力をもっともっと伸ばしていき、その上でチームを作っていければ良いと思います。(今日は初日ということで硬さも見られたが)これから時間を重ねていくに連れて、年齢の差を感じさせずにお互いがプレイしていけるようにしたいです」と話し、さらにドイツで培った経験を「日本がこれから良くなってく可能性をみんなに伝えていきたいです」と意欲を見せました。

 第1次強化合宿は、6月3日(日)で終了。ハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、その後もコンスタントに強化合宿を繰り返し、足りない部分を一つ一つクリアにしていきます。