第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

男子 予選ラウンド日本 vs アラブ首長国連邦

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 新荘体育館 コミッショナー 
試合区分男子 予選ラウンド 主審Kuang yu Chang
開催期日2011(H23)年08月07日(日) 副審CHEN, Huang-Ming , CHANG,Lu-Yueh
開始時間/終了時間13:00/
ゲームレポート
日本 92 21 1st 14 85 アラブ首長国連邦
17 2nd 25
18 3rd 19
36 4th 27
第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ第3戦。ここまで2連敗と苦しい戦いを強いられている日本。今日の相手は同じく2敗中のアラブ首長国連邦で、必ず勝っておきたい相手である。この試合最高の滑り出しを見せたのは日本。#4岡田、#14荒尾らが次々と加点し、16-0とする。その後、形勢が逆転して追いつかれるが、高確率なシュートで決め合いの時間帯を凌いでいく。2点ビハインドで迎えた最終ピリオド、#4岡田のシュートがさえわたり、実にこのピリオドで6本の3Pシュートを鎮め、逆転。終了間際には点差を詰められるが、日本は落ち着いてコントロールし、タイムアップ。92-85で勝利し、今大会初勝利を挙げた。
 
 第1ピリオド、日本は#14荒尾のドライブを皮切りに#12伊藤、#4岡田ら立て続けに決め、最高の立ち上がりを見せる。その後も日本の正確なシュートや#14荒尾のゴール下が次々決まり、結局、開始5分まで相手の得点を封じ、16-0とする。しかしその後、細かいミスやボールチェックからボールを失い、相手にチャンスを与えて9連続得点を喫し、19-12と一気に詰め寄られる。最後に内、外の合せが決まり、21-14で第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオド、第1ピリオドと逆転するように、第2ピリオド序盤に勢いに乗ったのはアラブ首長国連邦。力強いコンタクトで日本のファウルを誘い、また切り替え早く速攻に転じて、21-24と10連続得点で逆転する。悪い流れを#10松井の得点で断ち、一進一退の決め合いとなる。日本は速攻から#10松井の外角シュートなどで加点するが、相手の体躯の強さを守りきれず、失点を抑えられない。結局、前半は38-39と互角で折り返す。
 
 第3ピリオド、日本は#14荒尾のフリースローや、スティールから#8酒井の速攻で加点するが、アラブ首長国連邦は#11RASHEDのシュートがことごとく決まる。しかしその後、日本は立て続けにファウルを宣されてフリースローで加点を許し、42-48と6点差をつけられるが、#16ヒンクリーのリバウンドシュートと#8酒井のドライブで着実に返し、#16ヒンクリーのドライブとオフェンスリバウンドからの#4岡田の3Pシュートで54-52と再逆転。終了間際に相手の3Pシュートを浴び、56-58の僅差のまま最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、開始早々#16ヒンクリーのダンクとボーナススローで早々に逆転するが、相手も負けじと決め合いについてくる。ここから日本#4岡田の得点が止まらなくなる。#4岡田の正確無比な3Pシュート5本、さらに#10松井も加わり日本はほぼ確実にオフェンスを成立させ、残り3分には80-70と10点差をつける。相手も最後までファウルを誘ってフリースローや速攻をねじ込み、86-82と4点差に詰め寄るが、最後は#10松井、#12伊藤が落ち着いて決めて、92-85で試合終了。日本はきちんと勝ち切り、今大会初勝利を挙げた。
 
 日本は次戦、8月9日17:00から、韓国と対戦する。